「航空レーザ測量データポータルサイト」がより使い易く改良されました!
2014年9月にリニューアルしました、当協会のポータルサイト
「航空レーザ計測アーカイブズ/航空レーザ測量データポータルサイト」が、 より使い易く改良されました。
登録データ量が増えたため、表示に時間がかかりましたが、全国を9地域 に分割した「地域検索」を導入することで、必要なデータの所在が素早く 検索できるようになりました。
「地域検索」は以下のとおりです。
・北海道
・東北
・関東
・北陸
・中部
・近畿
・中国
・四国
・九州・沖縄
本サイトは、高精度標高データの利活用を促進する目的で、会員企業が実施した 基本測量、公共測量(公共測量申請案件)の高精度標高データ計測範囲と各社 アーカイブの範囲を、国土地理院の「地理院地図」上で公開していたものです。
作業機関が入力した、正確な計測エリアが簡単に閲覧することが出来、 ポリゴンをクリックすると以下の4つの属性が素早く確認できます。
1)管理者
2)計測密度(m)
3)計測期間
4)計測会社
また、上記の項目毎に「データ検索」も行うことができます。
目的にあわせて検索機能を活用してください。
地域検索、管理者、計測密度、計測会社は「Shift」または「Ctrl」キーを 押しながらクリックすると、複数の選択も行うこともできます。 データは作業機関が適宜、追加更新をしてまいります。
高精度標高データの利活用は、公共事業に係る多くの行政機関、研究機関、 公共性の高い民間企業等で進んでいると思われますが、今後さらに、防災・減災 や安全・安心の取組み、農林業や環境調査、考古学・文化財、都市計画・3次元 都市モデル等への拡大も想定されます。
また、データの取扱い技術が進歩して、デジタル処理による視覚に訴える多彩 な表現や、多時期データからの容易な変化量の抽出や、グラウンドデータ、 DEM、デジタルオルソフォト等を組み合わせて、3次元オルソ画像の表示や これらのデータによる様々なシミュレーション解析が試みられています。 是非多くの分野で、高精度標高データの利活用が促進されることをご期待申し上げます。
なお、当協会のレーザWGでは、「航空レーザ測量による災害対策事例集」 を昨年12月に刊行しました。
航空レーザ測量による高精度な地形データが、 様々な分野、多様な災害に対して、予防保全の視点、被災状況の把握、復旧 ・復興支援、まちづくり等で利活用されている事例を多数掲載しております。
これまでに発刊しています「図解 航空レーザ計測~基礎から応用まで~」 併せてご利用いただくと、航空レーザ測量の理解と知見が深まると存じます。
是非、「航空レーザ測量データポータルサイト」の利用と併せてご活用ください。
2014年4月吉日