当協会のポータルサイト「航空レーザ計測アーカイブズ」がリニューアルしました。
右側のメニューバーよりご覧下さい。
本サイトは、高精度標高データの利活用を促進する目的で、会員が実施した
基本測量、公共測量(公共測量申請案件)の高精度標高データ計測範囲と
各社アーカイブの範囲を、国土地理院の電子国土Ver.1上で公開していたものです。
今回、操作性が格段に向上した電子国土Web.NEXTを利用して、新たなデータ
も加えてリニューアル公開するものです。
作業機関が入力した、正確な計測エリアが簡単に閲覧することが出来、以下の
4つの属性が素早く確認できます。
1)管理者
2)計測密度(m)
3)計測期間
4)計測会社
高精度標高データの利活用は、公共事業に係る多くの行政機関、研究機関、公共性の高い
民間企業等で進んでいると思われますが、今後さらに、防災・減災や安全・安心の取組み、
農林業や環境調査、考古学・文化財、都市計画・3次元都市モデル等への拡大も想定されます。
また、データの取扱い技術が進歩して、デジタル処理による視覚に訴える多彩な表現や、
多時期データからの容易な変化量の抽出であったり、グラウンドデータ、DEM、
デジタルオルソフォト等を組み合わせて、3次元オルソ画像の表示やこれらのデータによる
様々なシミュレーション解析が試みられています。
是非多くの分野で、高精度標高データの利活用が促進されることをご期待申し上げます。
なお、当協会の航空レーザWGでは、「航空レーザ測量ハンドブック」や
「図解航空レーザ計測~基礎から応用まで~」実用書を出版して、技術の普及に努めて
まいりましたが、さらに、航空レーザ計測データの利活用事例集の出版を行い、
より一層の利活用の促進を目指しています。
是非、「航空レーザ計測アーカイブズ」の利用と併せてご活用ください。
2013年9月18日